「香川のパワースポットって、こんぴらさんのほかにどこがあるんだろう…」
調べはじめると、山の上の鳥居、砂浜の巨大な砂絵、干潮のときだけ現れる道と、種類がばらばらに出てきて迷いますよね。
香川は日本でいちばん面積の小さい県ですが、そのぶん一日でいくつも回れるのが強みです。高松から観音寺まで車で1時間半ほど、小豆島もフェリーで1時間かからずに渡れます。
この記事では、香川のパワースポット21か所をエリア別にまとめました。行ける日が限られている場所や、車で行けない日があるスポットもあるので、そこは公式の案内で確認したうえでお伝えしていますね。
- 香川のパワースポット21か所を、高松・琴平・観音寺・小豆島・東讃のエリア別に確認できます
- 願いごとから行き先を絞る順番が分かります
- 「行ける日が決まっている」スポットの条件を、公式の案内で確認できます
- 天空の鳥居へ車で行ける日と行けない日の違いが分かります
- 半日・1日でめぐるコースと、参拝の作法・期待しすぎない線引きが整理できます
香川のパワースポットはどこが最強?まず知りたい結論

香川のパワースポットとしていちばん多く名前が挙がるのは、金刀比羅宮・高屋神社・田村神社の3か所です。このうち恋のご縁で知られているのは、田村神社と高松の冠纓神社、そして小豆島のエンジェルロードになります。
香川は、古い社と自然の景色が近い距離にそろっている土地です。まずは代表格を押さえてから、自分の願いと行ける範囲でしぼっていきましょう。
そして香川には、ほかの県にはあまりない事情があります。日にちや時間の条件で「そもそも行けない日」があるスポットが、いくつも含まれていることです。
香川で名前がよく挙がる3か所
金刀比羅宮は「こんぴらさん」の愛称で親しまれる、香川を代表する社です。琴平町の象頭山にあり、785段の石段を登って御本宮に至ります。
高屋神社は、観音寺市の稲積山の頂上にある社です。標高404メートルの本宮に立つ鳥居が「天空の鳥居」と呼ばれ、瀬戸内海を見下ろす景色で知られています。
田村神社は高松市一宮町にある讃岐国一宮です。境内にたくさんの神様がまつられていて、街なかからのアクセスがよいことでも選ばれています。
この3か所は、それぞれ性格がまったく違います。石段を登る金刀比羅宮、山の上の景色に会いに行く高屋神社、街から近くて何度でも通える田村神社、という並びです。
どれかひとつを選ぶなら、その日にどれくらい歩けるかで決めるのがいちばん失敗しませんよ。
香川は県が小さいぶん、1日に3か所くらいなら無理なく回れますよ。
恋のご縁を願うなら向かいたい3か所
田村神社は、良縁を願う参拝で知られる社です。境内には安産や子宝にちなむ授与品もあり、これから家庭を持ちたい方の願いが集まる場所になっています。
冠纓神社は高松市香南町にあり、男石と女石という一対の石や、縁結びの御朱印で知られています。街の中心から少し離れているぶん、静かに手を合わせられます。
エンジェルロードは小豆島の砂の道です。干潮のときだけ現れる道を大切な人と手をつないで渡ると願いが叶う、と言い伝えられています。
恋愛成就にしぼって社を選びたい方は、香川の縁結び神社をまとめた記事も参考にしてくださいね。
この記事で21か所を選んだ基準
香川のパワースポットは、数え方によって7か所にも21か所にもなります。だからこそ「どこを基準に選んだか」がはっきりしていないと、読む側は選びようがありません。
この記事で選んだ基準は2つです。ひとつは、香川県や市町の公式観光サイトにスポットとして掲載されていること。もうひとつは、行き方や参拝の条件を公式で確認できることです。
そのうえで、高松・琴平と善通寺・観音寺と三豊・小豆島・東讃と中讃の5エリアに振り分けました。エリアごとにまとめたのは、「1日にどこまで回れるか」をそのまま計画に使えるようにするためです。
神社だけでなく、お寺と自然の場所も入れています。香川は四国八十八ヶ所の結願にあたる県で、社とお寺を分けて考えるほうがかえって不自然だからです。
逆に、この記事で扱わなかった場所もあります。栗林公園や瀬戸大橋のように、観光地としての性格が強い場所は、手を合わせに行く目的とは少し違うので外しました。
香川のパワースポット21か所の早見表
この記事で紹介する21か所を、エリアと願いごとで並べました。行ける範囲から先にしぼると迷いにくくなります。
| エリア | スポット | 知られている願いごと |
|---|---|---|
| 高松 | 田村神社 | 良縁・安産 |
| 高松 | 屋島寺 | 開運・仕事運 |
| 高松 | 八栗寺 | 商売繁盛 |
| 高松 | 石清尾八幡宮 | 厄除け・必勝 |
| 高松 | 冠纓神社 | 縁結び |
| 琴平・善通寺 | 金刀比羅宮(琴平町) | 海上安全・開運全般 |
| 琴平・善通寺 | 善通寺(善通寺市) | 厄除け・仕事運 |
| 琴平・善通寺 | 金倉寺(善通寺市) | 子授け・安産 |
| 琴平・善通寺 | 讃岐国分寺(高松市国分寺町) | 心を静める |
| 観音寺・三豊 | 高屋神社(観音寺市) | 開運・景色で気持ちを整える |
| 観音寺・三豊 | 銭形砂絵(観音寺市) | 金運 |
| 観音寺・三豊 | 父母ヶ浜(三豊市) | 気持ちを切り替える |
| 観音寺・三豊 | 津嶋神社(三豊市) | 子どもの健やかな成長 |
| 観音寺・三豊 | 常徳寺(三豊市) | 心願成就 |
| 小豆島 | エンジェルロード(土庄町) | 恋人たちの願い |
| 小豆島 | 重岩・小瀬石鎚神社(土庄町) | 開運 |
| 小豆島 | 樹齢千年のオリーヴ大樹(土庄町) | 長寿・実り |
| 小豆島 | 皇子神社(土庄町) | 恋愛成就 |
| 東讃・中讃 | 白鳥神社(東かがわ市) | 健脚・開運 |
| 東讃・中讃 | 大窪寺(さぬき市) | 結願・区切り |
| 東讃・中讃 | 滝宮天満宮(綾川町) | 学問成就 |
香川のパワースポットの選び方3つのポイント

香川のパワースポットは、行ける日→エリア→願いごと、の順番で絞ると決まります。ほかの県と順番が違うのは、行ける日そのものが限られているスポットがあるからです。
1. まず「行ける日」を確認する
香川には、日にちや時間で条件が変わるスポットが3つあります。ここを先に確認しておかないと、行ってから渡れない・通れないということが起こります。
ほかの県なら「営業時間に間に合うか」で済む話が、香川では「その日に行けるかどうか」になります。だから願いごとより先に、行ける日から決めるのが失敗しない順番です。
| スポット | 条件 | 確認するもの |
|---|---|---|
| 津嶋神社 | 毎年8月4日と5日の2日間だけ橋が架かる | 神社の公式サイト |
| エンジェルロード | 1日2回の干潮のときだけ砂の道が現れる | 潮見表 |
| 高屋神社(本宮) | 土日祝はシャトルバスの時間帯に一般車両が通れない | 観音寺市の公式サイト |
2. エリアから選ぶ
香川は東西に細長い県ですが、高速道路が通っているので移動そのものは短く済みます。高松から観音寺までは車で1時間半ほど、高松から琴平なら40分ほどです。
ただ、小豆島だけはフェリーの時間に縛られるので、別の日に分けるのが基本になります。高松港から土庄港までは1時間ほどです。
- 高松エリア:市内と屋島・五剣山まわり。電車とバスでも回れます
- 琴平・善通寺エリア:金刀比羅宮を中心に、車でも電車でも行けます
- 観音寺・三豊エリア:高屋神社と銭形砂絵、父母ヶ浜。車があると回りやすいです
- 小豆島:フェリーで渡る島なので、この島だけで1日を使います
- 東讃・中讃エリア:白鳥神社・大窪寺・滝宮天満宮。それぞれ離れているので車向きです
3. 願いごとから選ぶ
香川の社やお寺は、受け持ってきた願いの色がはっきりしています。恋のご縁なら田村神社と冠纓神社、金運なら銭形砂絵、区切りをつけたいなら大窪寺、というように選べます。
いくつも願いを持って行くより、いちばん重い願いをひとつ決めてから行き先を選ぶほうが、参拝したあとの気持ちも整いやすいですよ。
| いま願いたいこと | 向いているスポット | エリア |
|---|---|---|
| 新しい出会いがほしい | 冠纓神社・田村神社 | 高松 |
| ふたりの絆を深めたい | エンジェルロード・皇子神社 | 小豆島 |
| お金のことを整えたい | 銭形砂絵 | 観音寺 |
| 仕事や商いを前に進めたい | 金刀比羅宮・八栗寺・屋島寺 | 琴平/高松 |
| 子どもの成長を願いたい | 津嶋神社・金倉寺 | 三豊/善通寺 |
| ひと区切りつけたい | 大窪寺・父母ヶ浜 | さぬき/三豊 |
願いをひとつに絞ると、行き先も自然に決まってきますよ。
高松エリアの香川のパワースポット5選

高松エリアは、電車とバスでも回れる5か所がそろっていて、香川に着いた初日に組み込みやすいエリアです。恋のご縁を願う社が2つあるのも、このエリアの特徴です。
田村神社(高松市)|讃岐国一宮でたくさんの神様に会う
田村神社は讃岐国一宮で、高松市一宮町に鎮座しています。境内にはたくさんの摂社・末社が並び、大きな龍の像や七福神の像もあって、歩くだけでも楽しい社です。
良縁のほか、安産や子宝の願いで訪れる方も多い場所です。境内が広いので、ゆっくり回ると40分ほどかかります。
高松の街なかから車で20分ほど、ことでん琴平線の一宮駅からも歩いて行けます。日曜日には境内で朝市が開かれることでも知られています。
この社のおもしろいところは、境内の見た目がにぎやかなことです。龍や七福神の像が並び、初めて来ると「神社らしくない」と感じる方もいます。
ただ、本殿の前に立つと空気が変わります。にぎやかな参道と静かな本殿の落差が、この社の魅力になっています。
ことでんの一宮駅からは歩いて10分ほどです。車がない旅でも組み込みやすいので、高松に泊まる日の午後に向いていますよ。
- 所在地:〒761-8084 香川県高松市一宮町286
- 電話:087-885-1541
- 授与所の時間は公式サイトに記載がないため、事前の確認をおすすめします
屋島寺(高松市)|源平の舞台に立つ四国八十八ヶ所の札所
屋島寺は、屋島の山上にある四国八十八ヶ所霊場の第84番札所です。源平合戦の舞台としても知られ、境内には狸をまつるお堂があります。
山上まで車で上がれるので、参拝そのものはそれほど大変ではありません。展望台から高松の街と瀬戸内海を見渡せるので、参拝と景色の両方を楽しめます。
境内には、たくさんの狸の像が並ぶお堂があります。夫婦の狸をまつることから、家庭円満を願って手を合わせる方もいる場所です。
屋島は平らな山の上に街のような空間が広がっていて、歩くだけでも1時間ほどかかります。高松市内から車で30分ほどなので、午前中に行くと余裕をもって回れますよ。
八栗寺(高松市)|五剣山のふもとで商いを願う
八栗寺は五剣山のふもとにある第85番札所です。歓喜天をまつり、商売繁盛の願いで訪れる方が多いお寺として知られています。
ふもとからケーブルカーで上がれるので、歩くのが不安な方でも参拝しやすい場所です。屋島寺とは車で20分ほどの距離なので、同じ日に組み合わせやすいですよ。
背後にそびえる五剣山の岩肌が、境内のすぐうしろに迫ります。ほかの札所とは景色の印象がまったく違うので、写真に残したくなる場所です。
商売繁盛の熊手を授かる方が多いお寺でもあります。自分の仕事や活動を前に進めたいときに、気持ちを整える場所として向いていますよ。
石清尾八幡宮(高松市)|高松の街を見守る総氏神
石清尾八幡宮は、高松の街の総氏神とされる社です。厄除けや必勝の願いで訪れる方が多く、地元の人の生活に近い場所にあります。
高松市の中心部から歩いて行ける距離なので、旅の合間にふらりと立ち寄れます。観光の社というより、静かに手を合わせたいときに向いた場所です。
石清尾山のふもとに社殿があり、境内には木立が残っています。街の中とは思えないほど静かで、人の少ない朝の時間がとくに気持ちよく過ごせます。
参拝そのものは15分ほどで済みます。半日コースの1か所目に入れておくと、そのあとの予定が動かしやすくなりますよ。
冠纓神社(高松市)|男石と女石に良縁を願う
冠纓神社は高松市香南町にあり、縁結びの信仰で知られる社です。男石と女石という一対の石があり、良縁を願う参拝が集まります。
縁結びの御朱印を頂ける社としても知られています。高松空港から車で10分ほどなので、旅の最初か最後に組み込みやすい場所ですよ。
男石と女石は、ふたつで一対として置かれています。ひとりで訪れる方は「これから出会う人」を、ふたりで訪れる方は「これからの関係」を思い浮かべながら手を合わせるとよいですね。
境内は木々に囲まれていて、観光地のにぎわいはありません。願いごとを言葉にする時間をゆっくり取りたい方に向いた社です。
授与品や御朱印を目当てに訪れる場合は、時間の確認をおすすめします。社務所の受付時間は公式サイトに記載がないため、この記事では書いていません。
琴平・善通寺エリアの香川のパワースポット4選

琴平・善通寺エリアは、金刀比羅宮の785段の石段をどう組み込むかで1日の計画が決まります。石段を登る日は、ほかを2か所までに抑えるのが現実的です。
金刀比羅宮(琴平町)|785段の先にある御本宮
金刀比羅宮は、琴平町の象頭山の東斜面に鎮座する社です。公式の案内によると、御本宮の御祭神は大物主神と崇徳天皇で、古くから農業・殖産・医薬・海上守護の神として信仰されてきました。
門前町から御本宮までは785段の石段です。さらに石段1,368段目の山中には、厳魂彦命をまつる厳魂神社(奥社)が鎮座しています。
石段は一段ずつが低めなので、時間をかければ登れます。ただ、往復で2時間ほどは見ておきたいところです。
登るのが不安な方は、途中の大門まで駕籠を使う方法もあります。ただ大門から先は自分の足になるので、体調に自信がない日は無理をしないでくださいね。
門前町にはお店が並び、杖を貸してくれるところもあります。夏に登る日は、飲みものを1本持って上がると安心ですよ。
JR琴平駅とことでん琴電琴平駅のどちらからも歩いて行けます。車の場合は門前町周辺の駐車場に停めることになるので、休日は早めに着くほうが確実です。
恋のご縁を願う方に知っておいてほしいのが、御本宮のそばにある三穂津姫社です。大物主神の后神をまつる社で、良縁や夫婦和合を願う参拝が集まります。
参道の途中には、色々な神様をまつった小さな神社がいくつもあります。休みながら一社ずつ手を合わせていくと、石段のつらさもやわらぎますよ。
公式が挙げている見どころには、書院(重要文化財)の円山応挙の障壁画や、県の無形民俗文化財である蹴鞠があります。飼い主の代わりに参拝したと伝えられる「こんぴら狗」の話も有名です。
奥社まで足をのばすかどうかは、御本宮に着いた時点の体力で決めて大丈夫です。無理をして下りで足を痛めるより、また来る理由を残しておくくらいがちょうどいいですよ。
- 所在地:香川県琴平町の象頭山(象に似た形の山)の東斜面
- 石段:門前町から御本宮まで785段/奥社(厳魂神社)は1,368段目
- 御本宮の御祭神:大物主神と崇徳天皇
- 各社・施設の受付時間は公式サイトの案内ページで確認できます
善通寺(善通寺市)|弘法大師の生まれた地
善通寺は、四国八十八ヶ所霊場の第75番札所で、弘法大師が生まれた地とされるお寺です。境内は東院と西院に分かれ、広さのわりに静かに歩けます。
金刀比羅宮からは車で20分ほどです。石段を登った後でも、平らな境内なので体に負担がかかりません。
五重塔がそびえる東院と、御影堂のある西院に分かれています。ふたつの院のあいだは道を渡って移動するので、境内をひととおり歩くと40分ほどかかります。
四国八十八ヶ所のなかでも規模の大きなお寺です。お遍路をしていない方でも入れるので、香川の旅で1か所だけお寺を選ぶならここが分かりやすいですよ。
金倉寺(善通寺市)|子授けと安産を願うお寺
金倉寺は第76番札所で、訶梨帝堂という子どもを守る神をまつるお堂があります。子授けや安産の願いで訪れる方が多いお寺です。
善通寺から車で10分ほどなので、続けて回れます。恋のご縁からその先を願いたい方が、あわせて訪れる場所でもあります。
子授けにちなんだ授与品があり、願いを託しやすいお寺です。ただ、こうした願いは人によってとても大切なものなので、静かにお参りしている方の邪魔にならないよう気をつけたいところですね。
境内は広くありませんが、木立に囲まれていて落ち着きます。参拝そのものは20分ほどで済みます。
讃岐国分寺(高松市国分寺町)|奈良時代からの礎石が残る
讃岐国分寺は第80番札所で、奈良時代に建てられた国分寺の跡地にあります。当時の礎石がそのまま残っていて、時間の長さを感じられる場所です。
高松と琴平のちょうど中間あたりにあるので、移動の途中に立ち寄りやすい立地です。人が少なく、気持ちを静めたいときに向いています。
境内の一角には、かつての塔や金堂の礎石が並んでいます。建物は残っていませんが、石の並びから当時の大きさが伝わってきます。
写真映えを狙う場所ではありません。そのぶん、自分の願いと静かに向き合いたい方には合っていますよ。
観音寺・三豊エリアの香川のパワースポット5選

観音寺・三豊エリアは、天空の鳥居と巨大な砂絵という、写真で見たことのある景色がそろっています。ただし高屋神社は、曜日によって車で行けるかどうかが変わります。
高屋神社(観音寺市)|天空の鳥居とシャトルバスの決まり
高屋神社は、稲積山の頂上に本宮がある社です。標高404メートルの本宮から鳥居越しに観音寺の市街地と瀬戸内海を見下ろせることから、「天空の鳥居」と呼ばれています。
ここでいちばん大事なのが、行き方の決まりです。本宮へ向かう道は狭くてすれ違いが難しいため、観音寺市が土曜・日曜・祝日にシャトルバスを走らせています。
そしてシャトルバスの運行日は、午前10時から午後6時30分まで一般車両が通れません。つまり土日祝に車で行く場合は、この時間を外すか、シャトルバスに乗ることになります。
高屋神社は、山の麓にある下宮と、山頂にある本宮に分かれています。時間や体力に余裕がない日は、下宮だけをお参りするという選び方もできます。
讃岐に二十四ある延喜式内社のひとつに数えられる古い社でもあります。景色で知られるようになりましたが、もともとは長く信仰されてきた場所です。
本宮からの眺めは、日が傾く時間がいちばんきれいだといわれます。ただしシャトルバスの最終便を逃すと下りられないので、帰りの時間を先に決めておいてくださいね。
- 運行日:土曜日・日曜日・祝日の午前10時00分から午後6時30分まで
- 運行日の同じ時間帯は、すべての一般車両が通行できません
- 乗車券は観音寺市観光協会(観音寺市総合コミュニティセンター)内の発券機で販売。予約はできず、定員に達すると希望の便に乗れません
- 2026年9月19日から23日は料金が通常と異なると案内されています
- 2026年9月27日(日曜日)は市内の大会のためシャトルバスが運休し、本宮最寄りの駐車場まで一般車両で行けます
銭形砂絵(観音寺市)|有明浜に描かれた寛永通宝
銭形砂絵は、有明浜の白砂に描かれた巨大な砂絵です。江戸時代の銭貨である寛永通宝をかたどっていて、東西122メートル、南北90メートル、周囲345メートルの大きさがあります。
一説には、寛永10年(1633年)に丸亀藩の藩主を歓迎するため、一夜にして作られたと伝えられています。この銭形を見た人はお金に不自由しない、と語られてきました。
砂絵は琴弾公園の山頂展望台から見下ろす形で見学します。浜に降りると形が分からないので、必ず展望台へ向かってくださいね。
展望台までは車で上がれます。歩いて登る道もありますが、夏は日陰が少ないので車のほうが楽ですよ。
砂の絵なので、風や雨で形がくずれます。地元の方の手で定期的に整えられていて、その手入れがあってこの景色が続いていることも知っておきたいところです。
高屋神社とは車で15分ほどの距離です。シャトルバスの時間を待つあいだに立ち寄る、という組み方もできますよ。
- 所在地:香川県観音寺市有明町14
- 見学:24時間・定休日なし(夜はライトアップされます)
- 駐車場:山頂、浴日館休憩所前、有明グラウンド東側に無料駐車場あり
- 問い合わせ:0875-24-2150(観音寺市観光協会)
父母ヶ浜(三豊市)|水面が鏡になる浜辺
父母ヶ浜は、干潮と風のない時間が重なると、砂浜に残った水が鏡のようになる浜です。夕暮れの空を映した景色で知られるようになりました。
神社ではないので参拝の作法はありません。願いごとを言葉にする時間として、静かに歩くのに向いた場所です。
お盆などの繁忙期は駐車場が予約制になる年があります。夏に訪れる方は、三豊市観光交流局の案内を確認してから向かってくださいね。
鏡のような水面になるのは、干潮と日の入りの時間が重なって、風がない日に限られます。条件がそろわない日でも海はきれいなので、期待しすぎずに向かうのがちょうどいいですよ。
高屋神社からは車で30分ほどです。夕方をここで締めくくる組み方にすると、1日の流れがきれいにまとまります。
津嶋神社(三豊市)|年に2日だけ渡れる神の島
津嶋神社は、三豊市の沖に浮かぶ小さな島に鎮座する社です。子どもの健やかな成長を守る神様として信仰されています。
この社がほかと大きく違うのは、渡れる日が決まっていることです。毎年8月4日と5日の夏季大祭の2日間だけ、島まで橋に板が敷かれて歩いて渡れます。
2026年8月21日の時点では、今年の大祭はすでに終わっています。次に渡りたい方は、来年の8月4日と5日に予定を合わせることになります。
- 渡れる日:毎年8月4日と5日/時間は午前6時から午後10時まで
- 渡橋料:大人500円/小学生200円(幼児以下は無料)
- 8月4日の午後8時から奉納花火が上がります
- 駐車場が限られるため、公式はJR津島ノ宮駅の利用をすすめています。早朝は混み合うため日中の参拝が案内されています
- 所在地:香川県三豊市三野町大見/電話:0875-72-5463
常徳寺(三豊市)|国の重要文化財が残る古刹
常徳寺は三豊市にある古刹で、円通殿が国の重要文化財に指定されています。観光地としてにぎわう場所ではないぶん、静かに過ごせます。
父母ヶ浜や高屋神社と同じ方面にあるので、このエリアを回る日に組み込めます。人の多い場所に疲れたときの、ひと息つく場所として向いていますよ。
観光の案内が少ないぶん、静けさがそのまま残っている場所です。写真を撮ることより、境内でひと呼吸おくことを目的にすると、来てよかったと感じられます。
小豆島の香川のパワースポット4選

小豆島の4か所は、フェリーの時間と干潮の時間の両方に合わせる必要があるので、この島だけで1日を使います。先に潮見表を見てから、フェリーの便を決める順番がおすすめです。
エンジェルロード(土庄町)|干潮のときだけ現れる砂の道
エンジェルロードは、1日2回の干潮のときだけ海の中から現れる砂の道です。大切な人と手をつないで渡ると願いが叶う、と言い伝えられています。
渡る手前の弁天島を登ると「約束の丘展望台」があり、道を見下ろしながら幸せの鐘を鳴らせます。恋人の聖地として知られる場所です。
渡れる時間は日によって変わります。潮見表は土庄町や小豆島フェリーの公式サイトで確認できるので、必ず先に見てから予定を決めてくださいね。
ここで気をつけたいのが、フェリーとの兼ね合いです。潮が引く時間が朝早い日や夕方の日だと、日帰りではどうしても間に合わないことがあります。
先に潮見表を見て、渡れる時間を決めてから、その前後に着くフェリーを選ぶ。この順番にすると、島に着いてから慌てずに済みますよ。
渡った先の余島は小さな島で、往復しても20分ほどです。展望台まで登る時間を入れても、1時間見ておけばゆっくり過ごせます。
潮が満ちてくると引き返せなくなるので、時間には余裕をもってくださいね。
重岩と小瀬石鎚神社(土庄町)|山の上に載る巨石
重岩は、小豆島の西の端にある山の上に載った巨石です。小瀬石鎚神社のご神体とされ、木の鳥居の向こうに瀬戸内海が広がります。
駐車場から岩まではしっかりした上り坂と階段があります。歩きやすい靴で、時間に余裕をもって向かってください。
岩の上に立つと、瀬戸内海の島々が一望できます。人の手で置いたとは思えない大きさの岩がふたつ重なっていて、初めて見ると言葉が出ません。
ここへ続く道は途中から細くなります。対向車とすれ違いにくい区間があるので、運転に不安がある方は明るい時間帯に向かうのが安心です。
樹齢千年のオリーヴ大樹(土庄町)|海を渡ってきた木
樹齢千年のオリーヴ大樹は、小豆島オリーブ公園の近くにある木です。スペインから海を渡ってきた大樹で、長寿や実りにちなんで手を合わせる方がいます。
神社ではないので参拝の作法はありません。オリーブ公園の散策とあわせて立ち寄れる場所です。
ハート形の葉を見つけると幸せになる、という言い伝えがあります。オリーブの葉のなかからそれらしい形を探す時間そのものが、この場所の楽しみ方ですね。
小豆島はオリーブの栽培で知られる島です。1本の木の前で立ち止まると、この島がどんな時間をかけてきたのかが少しだけ伝わってきます。
皇子神社(土庄町)|海を見下ろす小さな社
皇子神社は、小豆島にある小さな社です。海を見下ろす場所にブランコがあり、恋愛成就を願う場所として知られるようになりました。
エンジェルロードとは島の反対側にあたるので、車での移動が前提になります。1日で両方を回るなら、潮の時間から逆算して順番を決めてくださいね。
境内は小さく、参拝そのものは10分ほどで終わります。海を見下ろす場所に置かれたブランコが、この社の写真でよく見かける景色です。
地元の方が大切にしている社なので、写真を撮るときは順番と声の大きさに気をつけたいところですね。
東讃・中讃エリアの香川のパワースポット3選

東讃・中讃エリアの3か所は、それぞれ離れているので車での移動が前提になります。「区切りをつけたい」「学び直したい」という願いに向いた場所がそろっています。
白鳥神社(東かがわ市)|日本武尊をまつる社
白鳥神社は東かがわ市にあり、日本武尊をまつる社です。境内の松原と、日本一低い山とされる御山があることでも知られています。
高松からは車で50分ほどです。海が近く、境内を歩いていると潮の匂いがしてきます。
日本武尊が白鳥になって舞い降りたという伝承から、健脚を願う参拝が集まってきました。よく歩く旅の前に立ち寄る場所としても向いています。
境内の松原は広く、ゆっくり歩くと30分ほどかかります。徳島方面から香川へ入る日の1か所目にすると、動線がきれいにつながりますよ。
大窪寺(さぬき市)|八十八ヶ所の結願のお寺
大窪寺は讃岐山脈の山中にある第88番札所で、四国八十八ヶ所霊場を結願するお寺です。長い道のりを終える場所として、特別な意味を持つ場所になっています。
お遍路をしていなくても訪れることはできます。何かをひと区切りつけたいときに向いた場所です。
山の中にあるので、冬は道が凍ることがあります。訪れる季節に応じて、車の準備も考えておいてくださいね。
境内には、歩き終えた人が納めていった金剛杖が並びます。自分が納めるものでなくても、その景色を見るだけで気持ちが動く場所です。
高松市内からは車で1時間ほどかかります。ほかの場所とまとめて回るより、この1か所を目的にして行くほうが、静かな時間を過ごせますよ。
秋は山の色が変わり、参道の景色がとくにきれいになります。ただ、その時期は道が混みやすいので、朝早い時間に着くよう出発してくださいね。
滝宮天満宮(綾川町)|菅原道真ゆかりの学問の社
滝宮天満宮は、菅原道真が讃岐国司として過ごした地に建てられた社です。学問成就の願いで、受験の時期には多くの方が訪れます。
高松と琴平のあいだにあるので、移動の途中に立ち寄れます。学び直しや資格の勉強を始めるときの、気持ちの区切りにもなる場所です。
春には梅が咲き、境内の空気がやわらかくなります。受験の時期は参拝が集中するので、静かにお参りしたい方はその前後を選ぶとよいですね。
この一帯は讃岐うどんの発祥にまつわる話が伝わる地域でもあります。参拝のあとに一杯いただくと、旅の記憶に残りますよ。
香川のパワースポットを1日でめぐるコースと参拝の作法

香川のパワースポットは、1日に3か所までにしぼるとちょうどよく回れます。移動そのものは短くても、金刀比羅宮の石段や高屋神社の山道で体力を使うからです。
高松の半日コース(電車とバス)
高松に着いた初日や、帰る日の午前中に組みやすいコースです。田村神社は境内が広いので、時間を多めに見ておいてください。
- 午前:石清尾八幡宮(高松市中心部から歩けます)
- 昼:高松市内でうどんの食事
- 午後:田村神社(ことでん一宮駅から徒歩・境内で40分ほど)
琴平の1日コース(石段を登る日)
785段の石段を登る日は、それだけで半日仕事になります。午後に入れる場所は、平らな境内の善通寺くらいにしておくと無理がありません。
- 午前:金刀比羅宮(御本宮まで往復2時間ほど・三穂津姫社にも立ち寄り)
- 昼:琴平の門前町で食事
- 午後:善通寺(車で20分・平らな境内)→ 時間があれば金倉寺
観音寺・三豊の1日コース(車)
高屋神社のシャトルバスの時間が起点になります。夕方に父母ヶ浜へ向かうと、日の入りの時間に間に合います。
- 午前:銭形砂絵(琴弾公園の山頂展望台から)
- 昼:観音寺市内で食事、シャトルバスの乗車券を購入
- 午後:高屋神社の本宮(土日祝は10時から18時30分がシャトルバスの時間帯)
- 夕方:父母ヶ浜で日の入りを見る
参拝の日の持ち物と服装
香川は、街なかの社と山の上の社で必要なものがまるで違います。金刀比羅宮の石段と高屋神社の山道は、歩く前提の準備がいります。
- 歩きやすい靴:金刀比羅宮は785段、重岩は上り坂と階段があります
- 飲みもの:石段の途中にもお店はありますが、夏は先に用意しておくと安心です
- 小銭:お賽銭のほか、御朱印や渡橋料で現金しか使えない場面があります
- 羽織るもの:高屋神社の本宮や海沿いは、風が強く体感の気温が下がります
- 潮見表とフェリーの時刻:小豆島とエンジェルロードへ行く日は必須です
参拝の作法と、期待しすぎないための線引き
香川は四国八十八ヶ所の札所が多く、神社とお寺が同じ日のコースに入ります。神社では二礼二拍手一礼、お寺では手を打たずに合掌する、という違いだけ意識しておけば大丈夫ですよ。
くわしい流れは縁結び神社の正しい参拝方法をまとめた記事にありますので、あわせて読んでみてくださいね。
そして、いちばんお伝えしたいのはここです。参拝は願いを叶えてもらう場ではなく、自分の願いをはっきりさせて、次の一歩を決める時間だと考えると気持ちがラクになります。
「行ったのに変わらなかった」と感じてしまうこともあります。そんなときの向き合い方は、パワースポットの効果との付き合い方をまとめた記事でお伝えしていますね。
四国のほかの県もあわせて回りたい方は、西日本のパワースポットをエリア別にまとめた記事も見てみてください。
香川のパワースポットに関するよくある質問

香川でいちばん最強のパワースポットはどこですか?
ひとつには決められませんが、名前がもっとも多く挙がるのは金刀比羅宮です。次いで高屋神社と田村神社が続きます。願いごとによって向く場所は変わるので、今いちばん願いたいことから選んでみてくださいね。
香川で恋愛のご縁を願うならどこがいいですか?
高松の田村神社と冠纓神社が知られています。金刀比羅宮では、御本宮のそばにある三穂津姫社が良縁や夫婦和合の願いを受け持っています。小豆島まで行ける日は、エンジェルロードもあわせて訪れる方が多い場所です。
金刀比羅宮の石段は何段ありますか?
門前町から御本宮までが785段です。さらに登ると、石段1,368段目に奥社の厳魂神社が鎮座しています。御本宮までの往復で2時間ほど見ておくと、慌てずにお参りできますよ。
高屋神社の本宮まで車で行けますか?
平日は車で行けますが、土曜・日曜・祝日は午前10時から午後6時30分まで一般車両が通行できません。その時間帯はシャトルバスを利用してください。乗車券は予約できず、定員に達すると希望の便に乗れないので、早めの購入が安心です。
津嶋神社にはいつ行けば渡れますか?
毎年8月4日と5日の2日間だけです。時間は午前6時から午後10時まで、渡橋料は大人500円・小学生200円(幼児以下は無料)です。2026年8月21日の時点では今年の大祭は終わっているので、次は来年の同じ日になります。
香川のパワースポットは1日で何か所まわれますか?
3か所までが目安です。高松市内だけなら4か所回れることもありますが、金刀比羅宮の石段を登る日や小豆島へ渡る日は2か所に減らすと、気持ちに余裕をもって回れますよ。
車がなくても香川のパワースポットは回れますか?
高松市内と琴平は電車とバスで回れます。ことでん琴平線を使えば、高松から田村神社と金刀比羅宮を結べます。観音寺・三豊・東讃と小豆島は駅から遠い場所が多いので、車かバスツアーが現実的です。
混雑を避けたい場合はいつ行くのがいいですか?
平日の午前中がいちばん静かです。津嶋神社の夏季大祭(8月4日・5日)と、父母ヶ浜のお盆の時期は特に混みます。高屋神社も土日祝はシャトルバスが定員制になるため、平日に行けるならそちらが確実です。
まとめ|香川のパワースポットは行ける日から決めましょう
香川のパワースポット21か所を、高松・琴平と善通寺・観音寺と三豊・小豆島・東讃と中讃のエリア別にお伝えしました。
名前がよく挙がるのは金刀比羅宮・高屋神社・田村神社の3か所、恋のご縁なら田村神社・冠纓神社・エンジェルロードです。
そして香川でいちばん大事なのは、行ける日の確認です。津嶋神社は年に2日だけ、エンジェルロードは干潮のとき、高屋神社は土日祝の時間帯で車が入れません。
そこさえ押さえれば、あとは1日3か所までを目安に、行ける範囲から選ぶだけです。
香川は県が小さいぶん、1泊2日でも高松・琴平・観音寺の3エリアを回れます。初めて訪れる方は、初日に高松と琴平、2日目に観音寺と三豊という組み方が動きやすいですよ。
小豆島まで足をのばす日は、その1日を島だけに使ってください。潮の時間とフェリーの時間を先に決めておけば、慌てずに過ごせます。
静かな境内で手を合わせる時間が、あなたの気持ちを整えるきっかけになりますように。
参拝しても、まだ不安が残るときは
縁結び神社にお参りしても、「この恋、本当にうまくいくのかな…」というモヤモヤは、なかなか一人では整理しきれないですよね。そんなときは、電話占いで気持ちを話してみるのもひとつの方法です。
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※占いの結果やご利益は人によって感じ方が異なります。参考のひとつとして、無理のない範囲で利用してくださいね。

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